はじめに
5.0の学者のヒールワークや立ち回りをFF14から逃げられない基準の独断と偏見で解説します。 勘違いや間違いなど多々含まれると思います。TwitterやDMなどで指摘していただければ幸いです。
ブログ主より
単体ヒール
回復力 400
- MP消費:400
- 対象のHPを回復する。
回復力 150 <97.5>
※< >内はペット補正65%の値
- 対象のHPを回復する。
回復力 600
- 対象のHPを回復する。
- 追加効果:「フェイエーテル」を10上昇させる。
- 発動条件:「エーテルフロー」
回復力:800
対象に「HPが50%を下回るか効果時間が経過すると、回復効果が発動する」というステータスを付与する。
- 効果時間:45秒
- 自身またはパーティメンバー1人を対象とする。
- 追加効果:「フェイエーテル」を10上昇させる
- 発動条件:「エーテルフロー」
回復力:300
バリア:375 (凡そ)
対象のHPを回復し、対象に回復量の125%分のダメージを軽減するバリア「鼓舞」を付与する。クリティカル時は、 対象に回復量の125%分のダメージを軽減するバリア「激励」を付与する。
- MP消費:1,000
- 効果時間:30秒
学者のメインタンクへのヒールはあくまで補助、深謀遠慮の策をリキャスト毎に使用し、大きく減ったタイミングで生命活性法を、エーテルフローがない場合には応急戦術を乗せた鼓舞激励の策( HPが減っている状態であれば鼓舞激励の策単体でも可 )、MPに余裕がなくピュアヒーラーが落ちているときはフィジク…単体ヒールのスキル回し/立ち回りの基本的考えです。
回復力:200 <130>
バリア:200 <130>
※< > 内はペット補正65%の値
セラフィム召喚時は「光の癒し」がこのスキルに置き換わる。HPが減少したパーティメンバーに対して、自動で「セラフィックヴェール」を実行する。
- 追加効果:対象に回復量の100%分のダメージを防ぐバリアを張る。
- 効果時間:30秒
回復力:400 <260> (継続回復/HoT)
指定されたパーティメンバーを継続回復し続ける。実行中は「フェイエーテル」を消費し続ける。また、フェアリーは他の行動をすることができない。
- 効果発動条件:対象が15m以内に存在
- 発動条件:「フェイエーテル」10
- フェイエーテル付与条件:自身が戦闘状態かつフェアリーまたはセラフィムが存在中に「エーテルフロー」を消費するアクションの実行に成功したとき
全体ヒール
回復力:180
バリア:225 (凡そ)
自身と周囲のパーティメンバーのHPを回復し、対象に回復量の125%分のバリアを張る。
- 効果時間:30秒
- MP消費:1300
回復力:400
自身と周囲のパーティメンバーのHPを回復する。
- リキャストタイム:30秒
- 追加効果:「フェイエーテル」を10上昇させる
- 発動条件:「エーテルフロー」
回復力:350 <227.5>
※< >内はペット補正65%の値
召喚しているフェアリーに「フェイブレッシング」を実行させる。 周囲のパーティメンバーのHPを回復する。
- リキャストタイム:60秒
- 発動条件:フェアリーが存在かつ「フェイエーテル」10
回復力:120 <78>
HoT合計回復力:840 <546>
※< >内はペット補正65%の値
召喚しているフェアリーに「光の囁き」を実行させる。セラフィムを召喚している場合は「光輝の囁き」を実行させる。周囲のパーティメンバーのHPを継続回復する。
- リキャストタイム:60秒
- 効果時間:21秒
回復力:300 <195>
バリア:300 <195>
※< >内はペット威力補正65%の値
召喚しているセラフィムに「コンソレイション」を実行させる。 周囲のパーティメンバーのHPを回復する。
- 最大チャージ数:2
- リキャストタイム:20秒
- 効果時間:30秒
学者の全体ヒールワークは、「不撓不屈の策」と「フェイブレッシング」と「光の囁き」を中心に、全体被ダメージ前に「野戦治療の陣」、連続全体ダメージに対して「コンソレイション」で対応します。「士気高揚の策」はよほどのことがない限り使用しないようにします。
その他ヒール
回復力:100
HoT合計回復力:600 (凡そ)
指定した地面を中心として被ダメージを軽減するシールドを生成する。効果時間中、範囲内にいるパーティメンバーの被ダメージを10%軽減し、かつHPを継続回復する。
- 効果時間:15秒
- リキャストタイム:30秒
- 追加効果:「フェイエーテル」を10上昇させる
- 発動条件:「エーテルフロー」
生命活性法なのか、野戦治療の陣なのか。
どちらも同じくエーテルフローを消費して使用するスキル。合計回復力はなんとどちらも同じ600です。「野戦治療の陣」にはそこに被ダメージを10%軽減する効果がついている。もうお分かりいただけたでしょう…。「野戦治療の陣」のリキャストタイム30秒以内に全体攻撃が来ない場合はMTへのヒールとして使用すると二度美味しい。
効果時間中に実行する1回の「鼓舞激励の策」「士気高揚の策」「不撓不屈の策」「深謀遠慮の策」について、MPや「エーテルフロー」を消費することなく実行することができ、かつ必ずクリティカルヒットする。
- 効果時間:15秒
- リキャストタイム:90秒
一定時間、周囲のパーティメンバーの回復魔法の回復量を10%上昇させ、かつ被魔法ダメージを5%軽減させる。
- 効果時間:20秒
- リキャストタイム:120秒
- セラフィムを召喚している場合は「セラフィックイルミネーション」を実行させる。効果に変化なし。
自身または対象に付与した「鼓舞」を対象の周囲のパーティメンバーに拡散させる。
- 効果時間: 拡散した時点での時間
- リキャストタイム:120秒
召喚しているフェアリーを帰還させることと引き換えに、自身に最大スタック分の「エーテルフロー」を付与する。 さらに、自身の回復魔法の効果を20%上昇させる。 効果が終了するとフェアリーが再召喚される。
- 効果時間: 30秒
- リキャストタイム:180秒
フェアリー放置と転化リスク
転化をするとフェアリーがいなくなる。そのリスクとはなんでしょうか。まずは「光の癒し」です。フェアリー不在30秒のあいだに回復したであろう3秒毎の光の癒し、およそ回復力1,500になります。
対して、転化で得られるエーテルフロー3スタック分を回復力600の「生命活性法」にすべて回すとどうなるか…。これだけで回復力1,800となり、光の癒しの回復量上回ります。活性はアビリティのため影響されませんが、これに回復魔法効果20%アップのバフが自身につきます。
転化後はフェアリーが自動で再召喚される
その他、転化によるリスクはなんでしょうか。フェアリー不在の30秒間にペットスキルが使えなくなり、「フェイエーテル」をロスト、このふたつのみです。ここを解決するのは非常に簡単、使い切ればいいだけです。フェアリーは自動で再召喚されるため詠唱リスクもなし。使いどころはなかなか難しいが、レイド攻略において是非採用したいヒールワークでしょう。
フェアリーの仕様に関して
フェアリーの回復力は本体の65%程度
学者の本体ともいえるフェアリー。実はFFXIVのペットの威力は記載されている数値からペット補正がかかります。また、フェアリーのスキルは「光の癒し」とセラフィム時の光の癒し「セラフィクヴェール」を除き、すべて詠唱なし、アビリティとなっています。
ペットスキルはフェアリーを中心とした距離
高難易度レイドでは、ギミック攻略時の散会位置などによりヒールが届かない事案がよく発生します。「フェイブレッシング」や「コンソレイション」などの全体ヒールを、学者本体からではなくペットの位置を任意に移動させ、パーティー全員にヒールが届くようにできるメリットがあります。
まとめ
ブログ主の個人的見解ですが、学者はバリアヒーラーを卒業しました。
「不撓不屈の策」「フェイブレッシング」「コンソレイション」などの無詠唱のヒールアビリティ、 「光の囁き」「野戦治療の陣」のHoT …ここまでヒールアビリティが増えると、「士気高揚の策」でバリアを張る意味があまりありません。もちろん被ダメ10%減の「野戦治療の陣」の使い忘れはご法度です。
わざわざ詠唱があるMP1300の「士気高揚の策」を使う場面があるのでしょうか…。
「士気高揚の策」を張らなければ、その後の立て直しがしにくくなる…そんな状況が今後のレイドで実装されるのであれば、前述した、「フェイイルミネーション」からの「転化」、そして「秘策」「士気高揚の策」というスーパーバリアが活躍するかもしれません。
また、 パーティーのHPがほぼ全回復しているときに、後の全体攻撃に備えて「士気高揚の策」を使うのは非効率…。 「士気高揚の策」が最も活躍するであろう場面は、全体攻撃後に、続けて全体攻撃がくる場合、かつ「サモンセラフィム」のリキャが回っていないときでしょう。全体攻撃の戻しにも使い、その後のバリアにもなる…これが最効率かと思います。
現状、「迅速魔」は 「士気高揚の策」 でもなくでもなく、まして 「死炎法」 でもなく、「リザレク」に使うべきだとブログ主は考えます。火力を叩き出す白魔導士や、カードで忙しい占星術士の代わりに蘇生用の「迅速魔」とMPは学者が負担するべきでしょう。
その代わりといってはなんですが、詠唱のある「士気高揚の策」を学者に強いるのはちょっと避けていただけたらな…と…白魔導士や占星術士にお願いしたい…。そんな心の叫びが吉Pに届きますように。
この記事を書くにあたって非常に多くの方から貴重な意見をいただき、自分でも驚くほどの内容になってしまいました。ブログ主が所属しているレイドチームのallKnightsのみんな、Twitterで指摘くださった方、図々しくも直接質問させていただいた方たちもいます。本当にありがとうございました。
20 7 2019 ブログ主より