【レビュー】RazerBASILISK【ゲーミングマウス】

 

最高の安定感、FPS初心者~中級者にオススメしたいゲーミングマウス

Razer最新のFPS向けゲーミングマウス「Razer BASILISK」

FPSゲームをするにあたって恐らく核となるであろうマウスのチョイス、FPSを始めたての頃に一番最初に悩むのではないでしょうか。筆者も他聞にもれず、マウスに関しては非常に悩みました。とにかく色んなレビューを読み、プロゲーマーの仕様しているマウスを調べ、時には秋葉原まで出向き色んなマウスを触る…なかなか「これだっ!」というものに出会えず、買い替えを先送りにする日々を続けていました。

ファッションゲーミングデバイス「Razer」

元々Razerのヘビーユーザーだった筆者は、Razerに的を絞りつつも、調べていくうちにプロゲーマーたちのRazer使用率の低さに気付き、落胆していました。「やはり見た目だけのイキリゲーマーが使うシロモノなのか…。」ロジクール・スティールシリーズ・ハイパーエックス…見た目だけで言えばRazerの圧勝です。だが、プロゲーマーがおススメするマウスにRazerが上がることは極々稀。

そんな中、2018年冬にRazerからFPS向け新作マウスが出るとの情報が…!いい加減マウス選びに悩み疲れていた筆者は、「このビッグウェーブに乗るしか…!」とろくな情報探索もせずに購入を決意しました。

抜群の安定感を得られるゲーミングマウス

使用感をひとことで言うならば「抜群の安定感」でしょう。Aimが非常に安定し、どんな状況下でもマウスを握る手のスタンスが変わりにくい。これが何よりの強みだと筆者は考えます。予想しないところからの強襲によるとっさのAim、度重なるタップ撃ちによるグリップの変化、大きくマウスを動かすことによるズレ、緊張による手汗…様々な状況下で持ち方が微妙にズレ、いつもの動きができないことが多々あると思います。

この「RazerBASILISK」はどのような状況下においても、グリップやスタンスの変化がしにくいマウスだといえるでしょう。

筆者は、RazerBASILISKを使う以前は、「RazerNaga」を利用していました。

元々、MMORPG出身の筆者は多ボタンマウスが必要だったため、こちらを全てのゲームで利用していました。FPSゲームにおいても様々なキーにボタンを割り当てられるため非常に重宝していました。ただ、キーの誤爆やボタンを押す際のグリップの変化、なによりマウスの持ち方が安定せず、Aimを重要視するFPSゲームには全くといっていいほど向いていませんでした。

マウスを変えるだけで世界が変わる

そんな中、この「RazerBASILISK」に変えたところ、驚異的に成果が上がりました。筆者は、PlayerUnknown’s BattleGrounds、通称PUBGを精力的に遊んでいます。あくまで体感ですが、K/Dが2~3倍に増えました(元の数値は恥ずかしいので載せられません)。音ゲーであり、Aim力が重要となるOsu!では、Star3*が難しく感じられていましたがStar4*がクリアできるようにまで成長しました。多少の誇張はあるものの、マウスを変えるだけで世界が変わるといっても過言ではない、そのくらい如実に結果に現れました。

こんな人にオススメ

筆者のように、

  • グリップが安定しない
  • マウスの持ち方がまだ決まっていない
  • 急な動作に弱い
  • ハイセンシだが扱いきれない
  • 多ボタンマウスからFPS用マウスに変えたい
  • 手汗がすごい

こんな症状をお持ちの方に使って欲しい。きっと世界が変わるでしょう。FPS初心者~中級者の方に是非オススメしたい、そんなゲーミングマウスです。

カッチカチのマウスホイール

また、「RazerBASILISK」はマウスホイールの抵抗力を調節できる機能がついている。抵抗力をマックスまで上げることによって、ホイールの回転にかなりの力を要するくらいまで抵抗力を高められる。これによって、FPSゲームなどの武器切り替え時のミスを限りなくゼロにすることができます。筆者はよく、マウスホイールを回転させすぎてスナイパーライフルに切り替えたいところを近接武器に切り替えてしまう事件を頻発し、よく宙を殴っていました。また、急なマウス動作によりホイールを誤爆してしまい、意図する武器で戦えないということも多々ありました。マウスホイールの抵抗力を上げる…たったこれだけの変更により生存率がかなり伸びました。

汎用性の高いDPIクラッチボタン

そしてなんといっても、「DPIクラッチボタン」この機能を語らずにはいられません。この機能は親指側にある突起したボタンを押すあいだだけ、DPIを規定の数値に下げられる…そんな機能があります。使いどころとしては、スナイパーライフル時などの細かなAim調整の際に活躍することができます。ちなみに、こちらの機能、筆者は一切つかっとりません。全くの無意味。この機能の有効活用方を誰か教えてください。だがしかし!この「DPIクラッチボタン」、別のキーに割り当てによって様々なところで活躍をみせるかなり汎用性の高いキーだと言えます。非常に押しやすい位置にあり、キー自体のサイズも標準で3種類ついてきます。筆者はPUBGではプッシュ・トゥ・トークに割り当てています。野良でチーム戦をやる際にかなり重宝しています。

“握る”という力を極限に減らす

俗にいう、スカート状になっているマウス側面。こちらもかなり優秀な形状となっています。力を要することなくマウスをホールドできる、たったこれだけのことですが効果は異常なまでに体感できます。親指の一部分だけでなく親指の腹全体がマウスに接地することによって安定感が上がります。マウスの側面側両方についているラバーシートも相まって、無駄な力を一切省き、その分マウスを動かすことだけに集中させてくれます。

つらつらと、筆者なりに「RazerBASILISK」をレビューしてみましたがいかがだったでしょうか。あくまで個人的感想であり、かなりの主観的意見です。筆者の体験談であり、感想になるので万人に当てはまることはありえませんが、少しでも参考になったのであれば幸いです。ただ、筆者は確実にこのゲーミングマウスを使うことによって成果がありました。約8,000円以上の価値を見出しています。強いて言えば、ワイヤレスマウスであればさらに評価は上がったでしょう。責任は持ちませんが、間違いなくオススメです。特にFPS用ゲーミングマウスというものをまだ持っていない方には絶対にオススメです。

マウスが変われば世界が変わる。

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